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繊維の種類・織物・ニット生地の特徴・用語の繊維サーチ

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繊維関連用語繊維関連用語集(Technical words)
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日本語(Japanese) 英語(English)
布帛(ふはく) 棉、麻、絹、(またはそれらを混合したもの)を原糸とする布、織物といった繊維製品の総称である。 特にブラウス、ワイシャツ、作業着などの衣料品の材料として用いられるブロード、シーチングなど比較的薄手の繊維製品を指すことが多い。 fabric, cloth
S燃り left twist, reverse twist, left way twist
Z燃り right twist, regular twist, open hand twist
アスベスト・ヤーン asbestos yarn
アラミド繊維 全芳香族ポリアミド系の繊維である。原料によって2つのタイプがあり、ひとつは、ポリメタフェニレン・イソフタルアミドであり、もうひとつは、ポリパラフェニレン・テレフタルアミドである。前者は融点320℃と耐久性に優れ、後者は最高の強度(22g/デニール)と570℃以上の高い融点を特徴としている。いずれも耐熱、高強力を必要とする工業用途に使われる。 aramid fiber
アレルギー対応繊維 allergy-free fiber
ウーブン (織物) woven
エタミン、エターミン 綿、毛、絹、麻などの粗い糸で織られた紗織。または網状の織物のこと。今では、太い紡毛糸を使って透かして織った平織のことも言う。エタミンは「篩(ふるい)網状の織物」という意味。用途は、幅広く、ドレス、シャツ、スカート、ジャケットなどで、特に夏向きの衣料に使われる。 étamine(仏)
エコ繊維 eco-fiber
オーガニック・コットン organic cotton
オーニング・ファブリック オーニングとは「日よけ」の意味で、日よけに使われる厚地で丈夫な織物のこと。オーニング・ダックともいわれる。生地はハンプが一般的に使われ、幅広い縦縞を織り込んだものが多い。用途は、軒出し(のきだし)テント、幌(ほろ)、天幕(てんまく)など。 awning fabric
織物 織物とは、経糸(たていと)と緯(よこ)糸を一定の規則で組み合わせた繊維を織物という。 woven fabric
かせ染め hank dyeing
カチオン染め cation dyeing
カットレングス cutting length
ガラス繊維 けい砂、石炭石、ホタル石などを原料として繊維としたもの。引っ張りの強さ、耐熱性、電気絶縁性、耐薬品性に優れている。ステープルとフィラメントの両方があり、ステープルは防音、断熱、保温材として、またプラスチックの補強材としてスキー、釣り竿などに使われる。フィラメントは織物にして電気絶縁体や不燃性カーテンなどに使われる。 glass fiber
ジャカード jacquard
シルク(絹) silk
シングル幅 single width
人絹(じんけん) 人造絹糸(じんぞうけんし)の略、あるいはその糸を用いた織物総称。絹の外観に似せて人工的につくった再生繊維で、絹のように細長い連続した長繊維。レーヨン・フィラメントともいう。原料には主として木材パルプで、現在はビスコース法でつくったビスコース・レーヨンがこれにあたる。光沢があり、染色性が良いが、水には弱い。現在はレーヨンのフィラメントもステープルもすべて【レーヨン】とよび、人絹という名称は使われていない。 rayon filament
スクリーンプリント screen print
ストライプ stripe
ストレッチ素材 stretch fabric
スプレープリント spray print
スラブ・ヤーン 糸を作る段階で、ところどころに太い部分を出した糸。すなわち糸を作る最後の工程である、精紡機による一部の機械操作によって、ランダムに節(ふし)状の太い部分が作られる。節糸(ふしいと)ともいう。 slub yarn
タトウプリント tattoo print
ダブル幅 double width
チェック check, plaid
デニール 繊維およびフィラメント糸の太さの単位。1デニール9000m:重さ1g。 denier
ドビー dobby
ネップ・ヤーン 意匠糸(いしょういと)の一種。繊維の小さな固まり(ネップ)を糸の製造段階で入れ、より込んで変化をもたせた飾り糸。 nep yarn
ノップ・ヤーン 撚糸機でつくられる意匠糸の一種。2種類の糸を撚り合わせ、一方の芯糸に他の糸を部分的に塊を作りながらからませて、ところどころにこぶのような節を作った糸のこと。 knop yarn
ハイブリット繊維 high brid yarn
パネルプリント panel print, engineering print
ビーカー beaker test,(lap-dip)
ヒーリング素材 healing material
プリント print
プリントロット printing minimum lot
マシーンプリント machine print
むら染め speckled dye
ラバープリント rubber print
綾織(:斜文織) 斜文織とも呼ばれる。織りの三原組織の一つで、斜めに畝が現れる組織、又はその織物のこと。たて・よこ糸ともに3本以上で組織し、表面にたて糸が多く現れたものを経斜紋、よこ糸が多く現れたものを緯斜紋と呼ぶ。綾織りの生地としては、ギャバジン、サージ、デニム、カルゼ、フランス綾、タータン・チェックなどがある。 twill, twill weave
異形断面糸 fancy cross-section yarn
異形中空糸 fancy cross-section hollow fiber
緯糸(よこいと) weft knitting
家蚕糸(かさんし) 家蚕絹(かさんぎぬ) 屋内で桑葉を与えて飼育する家蚕の繭からとった絹のこと。 domestic silk worn
格子 check, plaid
顔料プリント pigment print
強撚糸 tight twist yarn
経糸(たていと) 織物たて方向の糸、織物は経糸、緯糸が直角に交差して作られる。 warp knitting
絹紡糸 silk yarn
原糸 gray yarn
後染め fabric dyeing
交織(こうしょく) 2種類以上の異なった糸を使って織ること。 cross weave
広幅織 broadloom
絞り染め 紡染の一種で、布の一部を糸でくくって染色し、くくったところを白く残す染色法。括り染め(くくりぞめ)、又は、タイ・ダイともいう。 tie-dyeing, variegation
合成繊維 synthetic fiber
混紡糸(こんぼうし) 異種の繊維を混ぜて合わせて紡績した糸のこと。繊維の組み合わせはほぼ決まっており、合成繊維&天然繊維、合成繊維&再生繊維の組み合わせがほとんど。 blended yarn
晒糸(さらしいと) 生綿糸を漂白して純白にしたものをいう。 bleached yarn
糸番手 yarn count
fabric edge / selvage
stripe
弱撚糸 soft twist yarn
手捺染 hand print
朱子織 satin
織マス sample blanket
織物 fabric, textile, woven
色ピッチ color pitch
浸染 dip dyed
生機(きばた) グレーともいう。未晒(みざら)し糸のままの織物。つまり精練・染色加工前の織物のこと。綿布やメリヤスの場合に使われる言葉。 gray fabric, grey, gray
生糸(きいと) 生絹(きぎぬ)ともいう。繭(まゆ)をほどいて繰りとったままの糸。 raw silk, grege silk
生地ロット fabric minimum lot
生地組織(織組織) fabric construction
生地幅 fabric width
赤外線効果 far-infrared ray effect
先染め 後染めに対する語で、一般に紡織するまえにその原料をバラ毛、トップ又は糸の状態で染色すること。 yarn dyeing
染ロット dyeing minimum lot
染料プリント dyestuff print
打ち込み本す(横) picks per inch
打ち込み本数(縦) ends per inch
炭素繊維 アクリルやレーヨンを焼成して炭素化した繊維で、焼成の条件によって高強度炭素繊維から高弾性炭素繊維までが作られる。非常に強く、弾性率が高く、引っ張りに対してほとんど伸びず、また熱と電気の伝導性が良い。用途はガラス繊維と同じでゴルフクラブのシャフト、釣り竿、テニス・ラケットなどに使われる。また、別の製造法による、安価でやや低品質のピッチ系炭素繊維もある。 carbon fiber
短繊維(:ステープル) 繊維の長さは、綿、毛、麻のように最も長い麻でも60cmと限られた長さのものと、絹のように約1,000mの連続した長さのものとがる。前者のように短いい繊維をステープルという。長いものをフィラメントという。 cut staple, spun
段染め space dye
蓄熱繊維 heat-strong fiber
超高速紡糸 super jet spinning
長繊維(:フィラメント) 連続した不定の長さの繊維で、無撚り、あるいはわずかな撚りで糸として使えるものをいう。 filament
直接染色 direct dyeing
天然繊維 natural fiber
透湿防水繊維 moisture permeable waterproof fabric
透湿撥水繊維 moisture permeable water repellent fabric
同浴二色染め two color effect
二浴染め 二浴で完結させる染色。異属染料は互いに混ぜられないから、甲の染料で先に染め、次に乙の染料でもう一度染める。これを2度染、2段染、2色染という。 two bath union dyeing
撚糸(ねんし) 糸に撚りをかけること。 twist yarn,twisting
配色見本(配色マス) strike off(s/f)
抜染(ばっせん) あらかじめ無地染にされた生地に模様を印捺して、その部分の地色を抜き取って白くしたもの。または抜き取った後に他の色を着色したものをいう。前者を白色抜染、後者を着色抜染という。着色抜線は白色抜染用の糊に着色にあたる染料を加えて印捺し、地色を抜き取り白地にすると同時に染料がその部分に働き、着色されるものである。 discharge print
反染め(たんぞめ) 織物やニットの状態で染めること。後染めと同じ。 piece dye
反長 cutting length
風通(織) 二重織りの一種で、小さな袋状の模様が現れる織物。二重織りの表側のたて糸、よこ糸と、裏側のたて糸、よこ糸を適当に裏表交差させて、表と裏に異色の糸を使って交互に違った糸の模様を作る織物で、3色風通、4色風通もある。 double faced jacquard
複合繊維 conjugated yarn
平織 織物の三原組織のひとつ。たて糸とよこ糸が1本ごとに交錯する、最も単純で基本的な組織で、最も多く使われる組織でもある。ボイル、ローン、ブロード、キャラコ、パナマ、ポプリン、エタミンなど。 plain, plain weave
柄ピッチ pattern pitch
芳香性繊維 perfumed fiber
紡績(ぼうせき) 天然繊維の短い繊維、又は化学繊維のステープルを平行に並べ、均一の太さに引き揃えて、撚りをかけ、糸にすること。 spinning
防染 reserve print
防抜プリント resist print
綿番手 綿糸など、綿紡方式の紡績工程で紡績した糸に対して使われる太さの単位で、英式番手とも言われる。 count of cotton yarn
匁(もんめ) mon me
有り型 used pattern
乱反(らんじゃく) irregular roll length
梳毛糸(そもういと) 梳毛紡績でできた糸のこと。比較的長めの上質の羊毛繊維を主体とした糸で、繊度(糸の太さ)が均一でスラリとしている。撚りは強めで、どの部分にも同じようにかかり、固く締まった感じを持つ。糸の表面は滑らかで光沢があり、クリアカット仕上げの織物の糸に適している。対語:紡毛(ぼうもう) worsted yarn
参考書/引用文献(Reference)
1. 村尾康子(2002), アパレル業界日中韓英対訳ワードブック, 東京堂出版
2. 遠藤文義(2001), 新ファッションビジネス基礎用語辞典<増補改訂版>, 株式会社チャネラー
3.井上孝(1965), modern textile dictionary 現代繊維辞典, ㈱センイ・ジヤァナル