毛 (Wool)

毛 (Wool)について

毛の細胞詳細        

側面の特徴:ウロコ片(スケールあり)
断面の特徴:ミクロフィブリルとその周りを囲むマトリックス状の物質で構成されている        

文章での説明より図がいいね。
ちょっと手書きで書いてみる。        

羊毛の構造
羊毛の構造

 毛の性質        

  1.   羊毛は、アミノ酸からなるケラチンというたんぱく質でできている。
  2. 毛の構造は、オルソコルテックスパラコルテックスが張り合わさった2層(バイラテラル)構造が見られる。
  3. この構造により、捲縮(クリンプ)の発現と関係している。クリンプとは繊維や糸の縮れた状態を表す。
    クリンプは、毛糸や毛織物に膨らみを持たせると共に、吸湿・乾燥により伸縮する性質が着用による
    しわの回復性に寄与している。
  4. 毛は、スケールにより、繊維の長さ方向の摩擦抵抗に異方性が生じ、羊毛の織編物が湿潤状態で揉まれると
    繊維が移動して絡み合い徐々に目が詰まる。この現象をフェルト化現象という。
  5. 羊毛は、はっ水性吸湿性の相反する性質を持っている。スケールが水をはじくが、
    スケールの隙間から水蒸気が吸収性に富むコルテックスへ吸収される。
  6. 毛は、ダメージを受けると破壊された表面が疎水性(はっ水性)が失われ、
    親水性に変わり、汚れやすくなる。